あなたの生活を侵食するライフファックブログ

鬼頭莫宏おすすめ漫画ベスト6【全作完結済】壮大で繊細な鬱マンガ達

どーも、一ノ瀬ほたるです。

突然ですが皆さんは鬱マンガは好きですか?

私は大好きです。

今回は鬱マンガの代表な漫画家さんと言っても過言では無い鬼才・鬼頭莫宏先生のおすすめ作品をピックアップしてみました。

ほたる

全部完結していますっ!

鬼頭莫宏先生ってどんな漫画家さん?

鬼頭莫宏(きとう もひろ)先生は日本の男性漫画家。

とっても華奢で独特な人物造形が特徴です。

上手く言えないのですが、鬼頭先生のイラストは心の奥底に眠るフェチズムをくすぐるんですよね(笑)

個人的に【女の子×メカニック】フェチの私としては鬼頭先生に勝る漫画家さんはいないと思っています。とにかく登場する女の子が儚げで可愛い!

漫画だけでなく、押絵やゲームのキャラクターデザインも手掛けています。

ちなみに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場する第の3使徒(ホネホネのやつ)も鬼頭先生がデザインしたそうです。映画館のエンドロールで鬼頭莫宏の名前を見た時はニヤニヤが止まりませんでした(笑)


鬼頭先生の漫画の特徴をあげるとしたら…

  • 独創的で繊細なタッチのイラスト
  • ジメジメ暗い人間模様
  • エログロからの鬱展開
  • 壮大な陰鬱SFファンタジー

といったところでしょうか。

ぶっちゃけ……かなり変態で独特な世界観を持った漫画家さんだと思います。(褒め言葉)

鬼頭莫宏先生のおすすめ漫画ベスト6

1. ヴァンデミエールの翼(全1巻)

鬼才が送る美しくも残酷なファンタジー

ヴァンデミエールと呼ばれる「自律胴人形」をモチーフとしたファンタジー作品。

ストーリーは毎回異なるヴァンデミエールが人間の少年と出会い、自分を束縛するものから自由を勝ち取る姿が描かれています。

ヴァンデミエールはまるで天使と機械が融合した様な美しくも儚い姿をしています。(フェチ心をくすぐります)

彼女たちは人間でもなければ、天使でもない。人形でもなければ、機械でもない。何にも属さない『まがい物』として苦悩しています。もそこで出会った少年と自分の存在意義(自由)を求めて今の現状から抜け出そうとするのですが、そう簡単にはいくわけがなく……。

ほたる

美しさと同時に大人達の醜さも描かれています。『自由』とは何か考えさせられる深い作品です。

※私が購入した時は上下(全2巻)だったのですが、1冊にまとめられた新装版が発売されたようです。

2. なるたる(全12巻)

究極のハートフルボッコ作品

小学6年の夏休み。主人公のシイナは不思議な形をしたホシ丸と出会う。

ホシ丸は変幻自在の能力を持つ【竜の子】と呼ばれる生物で、シイナは他の竜の子を所持する者達との戦いに巻き込まれていく…。

いわゆるセカイ系と呼ばれる作品です。

しかしながら「ひょんな事から普通の女の子が世界規模の戦いに巻き込まれてしまうSFファンタジー」で片付けられる話ではありません。

この漫画…軽い気持ちで読み始めると心が病みます。

なるたるを描いていた時の鬼頭先生の精神状態が良くなかったそうですが、それを納得せざるを得ない内容となっております。

グロさが精神的にきます。

グロいと言っても直接的な描写は無くて、読者が思わず想像してしまう陰険なグロさ。もう鬼頭ワールド全開!って感じなので正直、精神状態が不安定な人にはおすすめできない作品です。

もはや定番ですが、やはり個人的トラウマシーンはのり夫の最期。
彼は生きたまま臓物を引っ張り出され凌辱されます。抵抗出来ない理由に涙が止まりませんでした。

闇ほたる

しかもアニメ化されたという事実…。

3. のりりん(全11巻)

自転車から始まる大人たちの青春漫画

一言で言うと大人向けの自転車漫画。

自転車漫画といっても『弱虫ペダル』のようにライバルが登場するわけでもなく、あくまで自転車ある日常を描いた漫画です。

鬼頭先生としては珍しい、大人視点の爽やかな日常作品です(笑)いつも子供たちが残酷な目にあうからね。たまにはいいね。

主人公は自転車が大嫌いなサラリーマン。休日は愛車でドライブをするのが趣味。ところが、ロードバイクに乗った女子高生を轢きそうになってしまった日から彼の日常が少しずつ変わってく事になります。

自転車漫画と言うだけあって自転車の雑学やロードバイクの細かい描写がたっぷり。普段自転車に乗る人も乗らない人も楽しめる漫画だと思います。

一人で自転車に乗るのも楽しそうだけど、仲間たちと一緒にツーリングするのってめちゃくちゃ楽しそう!趣味を共感し合える仲間がいるのって素敵ですね…(遠い目)

ほたる

ロードバイクってカッコいいね!(ワイ自転車乗れないけど)

4. ぼくらの(全11巻)

勝っても負けてもぼくらは死ぬ

♪アンインストール アンインストール

鬼頭先生の作品の中では最も知名度が高い作品のではないでしょうか。個人的にも一番好きな作品です。

中学一年の夏休み。少年少女たち15人が『僕が作ったゲームをしないか?』と謎の男に持ち掛けられ、契約を交わします。

ゲームの内容は1人ずつ巨大ロボットに搭乗し、地球に攻めてくる敵をやっつける。といったもの。

やっつけた!わーい!で済めばいいのですが、このロボット搭乗したパイロットの命を引き換えに動きます。しかし、一度契約してしまったので逃げる事は許されず、仮に逃げたとしても敵に地球を滅ぼされてしまうという衝撃的なストーリー。

とにかくパイロットの少年少女たちが報われません。

基本的にストーリーは一人一人にスポットを当てたオムニバス形式で進行していきます。

家族を守るために立ち向かう子、逃げ出す子、それぞれ思春期の悩みと葛藤しながらも迫りくる恐怖と向き合う姿にものすごく心が痛みます…。

ほたる

個人的にはアニメ版より漫画版の方が好き。ロボット漫画と思いきや感動人間ドラマです。

5. なにかもちがってますか(全5巻)

人権を侵した人間には人権は必要ない

転校生との出会いをキッカケに不思議な能力に目覚めてしまった主人公。

その能力は自分の近くにあるものと目標をキューブ状に入れ替える能力。脳や心臓の一部をコンクリートと入れ替えたり……つまり使い方によっては簡単に人を殺す事が可能です。

私は最初「DEATHNOTEみたいな展開になるのかな?」と思っていたのですが、全然違いました。(内心分かっていたけど…笑)

能力を持つが他人任せな性格の主人公。その力を利用し”世直し”を企む、知的に見えるけど自己中心的で中二病全開な転校生が出会ってしまったからさぁ大変。

この二人バンバン人を殺しまくります。もはや「モラルって何だっけ(笑)」レベルです。まぁそれが鬼頭ワールドですね。

正直『なるたる』や『ぼくらの』と比べると結構あっさりした展開なので鬼頭ファンにとっては、「あれ?」と好みは分かれる作品だと思いますが、やはり独特の鬱々しさはさすが鬼頭先生といったところ。

ほたる

正義のベクトルがなにかもちがってる

6. 殻都市の夢 (全1巻)

殻都市と言われるその都市は廃棄と増築を重ね無限に積みあがって成長を続けています。この漫画はその都市を舞台にした連続短編集。

それぞれ独特な愛のカタチを描いているのですが、基本全員どこか狂っています(笑)

しかし、全編を通してドロドロとしていなくてひたすら淡々と語られるのがこの作品の魅力ともいえます。まさに鬼頭莫宏先生の独特な世界観を凝縮した短編集です。

個人的に印象に残った話は第6話の『創造主の檻』

ある青年がよ〇じょを拾ってきて全裸で檻に閉じ込めてひたすら観察します。私は鬼頭先生の頭の中を覗いてみたい(笑)

ほたる

静かな狂気を感じる物語ばかり。だけど切ない気持ちになるんです。

最後に

私は何が言いたいかって言うと…

鬼頭先生は未熟な少女を描く天才だということ。

全作品を通してエロでグロで鬱展開が圧倒的に多いし、狂った人間がたくさん出てきますが、どの登場人物もある意味人間らしさが全面的に出ているだけなんですよね。どこか儚げで、心の奥底で共感している自分がいるのです。

個人的にエロさもグロさも直接的な表現が無く、人物の心情もあえて細かく書かれない所が読者の想像意欲を掻き立てて引き込んでいるんなんじゃないかなぁ~と思います。

一度この独特な世界観にハマって心の隙間をちょっと広げてみませんか?(笑)