どーも、一ノ瀬ほたるです。
私の性格を一言で言うと『根暗』です。
ネット上の付き合いは苦になりませんが、リアルでの人付き合いに対して物凄いストレスを感じます。
ですがそんな自分を変えたい!と思い、今まで積極的に接客業のお仕事にチャレンジしたので今回は数々の経験から学んだ『コミュ障が接客業を続けるコツ』を紹介したいと思います。
ちなみに私が経験した接客業は学生時代のアルバイトを含めるとこんな感じです。
- コンビニエンスストア
- カフェ
- フルーツジュース屋さん
- アニメショップ
学生時代は掛け持ちもしていたので、割とたくさん経験した方なんじゃないかなと思います。(なお現在は事務職です。)
もくじ
コミュ障が接客業を続ける7つのコツ
1. 仕事だと割り切る
まず初めに忘れてはいけない事が『仕事をしてお金を貰っている』事実です。
コミュ障を克服するぞ!という意気込みは大切ですが職場はコミュ障克服養成所じゃありません。あくまで労働に対して賃金を貰っている立場だという事を忘れずに。
プライベートではコミュニケーション下手でも
ほたる
と頭の中で割り切ると、私は案外上手くいきました。
あまり気持ちの良い考え方ではないかもしれませんが、職場のキャラを作るのです。自分がどうありたいかを想像し、なるべくそれに近付けるように立ち回る。職場での立ち位置が決まるまで難しいかもしれませんがマニュアルにそった接客を続ければきっと上手くいくはずです。
2. 自分がコミュ障という事を言い訳にしない
当たり前ですが社会に出て仕事をする以上、「コミュ障だから~」なんて言い訳は通用しません(笑)
たまに「私ってO型だから~」とか「俺、昨日寝てないんだよね~」とか言う人も居ますがそれと一緒。そんなのただの言い訳です。
お客さんからしたら店員さんの事情なんか知ったこっちゃありませんからね(笑)
コミュ障だから〇〇できない。という甘い考えは捨てて今自分にできる最大限の努力をするのが大事です!
3. 最低限の時事ネタは仕入れておく
職場の人に対してもお客さんに対しても意外と必要なスキルです。
学生時代の私はあまり時事ネタに関心が無く、基本的に芸能ネタ位しかニュースを見なかったので、当たり前のように話を振られても「?」となってしまう事が多々ありました。
そうなると本当は広がるはずの会話も広がらなかったり、場合によってはお客さんから呆れられる場合もあります。(特にご年配の方から叱られます。笑)
『知識は武器になる』という言葉がある通り、最低限の時事ネタに目を通しておくのも大切だと感じました。
4. とにかく笑顔を忘れない
コミュ障と関係無いかもしれませんが大事なポイントです。
それなりに仕事をこなせたら笑顔と愛嬌でそれなりにやっていけるはずですっ!!(実際そんなイージモードじゃないけどな)
私は幼い頃からあまり笑わない子供で、よく周りから
「何考えてるか分からない」
と言われ続けてきたので、せめて仕事上では笑顔を心掛けています。
5. 分からない事を分からないままにしない
人との上手くコミュニケーションが取れない人が仕事で失敗する典型的なパターンは『分からない事をそのままにしてミスをする』だと個人的に思っています。
新人にありがちなやつですね。
分からないけど聞く度胸が無くてそのまま放置。自分なりにやってみるけど失敗して後から怒られるパターンです。
確かに、聞きにくいオーラを出してる上司もいるし業務が忙しくてゆっくり教えてもらう時間がなかなか取れなかったりするんですよね…。
でも、分からない事を分からないままにしていたら自分が困るだけでなく、上司やお店に迷惑が掛かってしまう可能性もあります。タイミングを見計らって分かるまで教えてもらいましょう。真剣に聞けばきっと親身に答えてくれるはずです。
上手く聞けるか心配な人は一度自分の頭の中で質問を整理して、実際に口に出して予行練習しましょう!ぶっつけ本番よりだいぶ気が楽になると思いますよ。
6. 出来る限りおどおどしない
接客業にイレギュラーな出来事は日常茶飯事です。
でも、コミュ力に自信が無いと
「怖いお客さんが来たらどうしよう…」とか
「分からない事を聞かれたらどうしよう…」とか
余計な心配をしておどおどしちゃうんですよね。実際に私がそうでした。あきらかに挙動不審な店員です(笑)
けれど、お客さんにとって店員は店員。「あ、この人コミュ障だから目が泳いでるのかな?」なんて察してくれるわけがありません。
そして経験上、おどおどとした接客お客さんに不安を与えるだけじゃなく、凡ミスにも繋がります。
イレギュラーな出来事が起きたらとりあえず落ち着く事が大事!
案外、堂々としていれば内心パニックになっている事なんてお客さんには悟られません(笑)そして、自分で対応しきれなそうだったらすぐに上司を呼びましょう。
7. 余計な揉め事には関わらない
コミュ障が無いくせに揉め事に首を突っ込むと、ろくな事がありません。
中途半端な関わるとトラブルの原因にもなりかねないので私は極力口を出さず関わらないようにしていました。
コミュニケーション能力が高くて上手く立ち回れる自信があるならいいと思いますが、私みたいなタイプはとばっちりをくらうだけです。大人しく逃げましょう。
接客業をしてコミュ障は克服できたのか
正直、それほど克服出来ませんでした。
今でもプライベートで人と話すのは苦手です。
でも、接客業を経験して社会でそれなりに立ち回る術は身に付いた気がします(笑)
接客業は基本、お客様第一なので…いかに気持ちの良いサービスを提供出来るかを自分の頭で考えるようになります。つまり相手を不快にさせない立ち振る舞いが自然に身に付きます。これは接客業以外の職種に就いても大切な事だと思うので、今となっては接客業を経験して良かったなと感じました。
あくまで『受け身』の接客だから乗り切れたのかも…
私が経験した接客業は来店して頂いたお客様にサービスを提供する仕事です。
つまり『受け身』の接客です。
なので、いわゆる営業…自分からお客様にアプローチを掛けて契約に繋げたり、ノルマを獲得するような接客はたぶんコミュ障にはハードルが高いんじゃないかと思います。少なくとも私には無理だと思います。精神的にもたなそう。
受け身の接客だからこそ何とか乗り切れたのかもしれませんね。
まとめ
接客業を体験して1つ分かった事があります。
それはコミュ障だろうがコミュ障じゃなかろうが…
接客業をなめちゃいかん。
接客業を経験した人になら分かると思いますが、目には見えない苦労がたくさんあると思います。
それを踏まえた上で、「接客業を経験してコミュ力を上げたい!」という気持ちが揺らがなければ、ぜひ接客業を経験してみる事をおすすめします。
もしかしたら天職かもしれないし、自分の新たな一面が発見できるかもしれたません。でもそれはチャレンジしてみないと分からないので、まずは一歩踏み出してみましょう!
ほたる