どーも、一ノ瀬ほたるです。
この前ふと「浦島太郎ってどんな話だっけ?」とストーリーを思い返してみたのですが……
後味が悪過ぎる!!
どうしてもストーリー展開に納得がいかなかったので、今回は浦島太郎の真実について自分なりに考察したいと思います。
もくじ
そもそも浦島太郎ってどんな話だっけ?
おそらく誰もが一度は聞いた事があるであろう浦島太郎のストーリーを思い出してみる。
浦島太郎は亀を助けると亀はお礼に竜宮城へ連れて行ってくれるという。
故郷に戻った浦島太郎。しかし、驚いた事になんと700年の時が経過していたのだ。
すると玉手箱からモクモクと煙が…その煙に包まれた浦島太郎はあっという間に老人の姿になってしまった。
浦島太郎かわいそ過ぎじゃね!?
善意で亀を助けたのにこの仕打ち。バッドエンドにも程があります。というかバッドエンドの童話って割と珍しいですよね。
当時子供ながらに「え!?これで終わり!?浦島太郎この後どうなっちゃうの!?」と腑に落ちなかった記憶があります。
浦島太郎は本当に可哀想だったのか
大人になった今、この疑問が頭から消えません。
虐められている亀を助けたのになぜ浦島太郎は老人にされてしまったのか。
まぁ、玉手箱を開けなければ老人になる事もなかったのですが「絶対開けるなよ!」と言われたら開けたくなってしまうのが人の性。これを某芸人さんの「押すなよ!絶対に押すなよ!」に置き換えてもらえれば分かりやすいかと思います。
ほたる
とにかく浦島太郎はバッドエンドです。救いようがありません。
しかし、本当に浦島太郎は可哀想だったのでしょうか?こんなひどい仕打ちを受けるにはそれなりの理由があったんじゃないか?個人的に浦島太郎の真実を考察してみたのでご覧下さい。
浦島太郎の真実を考察してみた
こういう裏側があったのかもしれないと3パターンを考察してみました。
【パターン①】浦島太郎があまりにも図々しかった
竜宮城での暮らしがとても楽しかった浦島太郎。
毎日酒を飲んでどんちゃん騒ぎ、最初はお礼のつもりでもてなしていた乙姫達もなかなか帰ろうとしない浦島太郎に段々と嫌気がさしてきた。
まぁ3年も居座られれば嫌気がさすよね(笑)
そこでちょっとイタズラがてらに玉手箱を渡したけれど、まさか乙姫達も老人になるとは思っていなかったパターン。
ハプニングとは言え、これはまだ「浦島太郎は可哀想!」と言い切れるレベルです。
【パターン②】乙姫はヤンデレだった
3年も共に過ごす男女の間に何も無いわけがなく、浦島太郎と乙姫は恋仲に。
しかし、違う世界に住む2人に永遠の愛は許されない。さんざん乙姫に愛を語ったあげく、しまいには「もう人間界に帰る」と言い出す浦島太郎を乙姫は許す事が出来なかった。
「他の女と結ばれるくらいだったらじじぃになりやがれっ!」
と呪いの念を込めて玉手箱を渡したパターン。ヤンデレ乙姫可愛いね。
【パターン③】初めから乙姫達は復讐するつもりだった
浦島太郎の職業は『漁師』です。
よく考えてみてください。日頃から魚を捕り生計を立てている浦島太郎を乙姫や亀達は歓迎するでしょうか?
初めから乙姫や亀達は浦島太郎を懲らしめる為に演技をしていたとしたら?(浜辺で遊んでいた子供たちに亀を虐める演技をしろと頼んでいたと推測)
ただ単に浦島太郎を〇しただけでは仲間達の無念は晴らせない。
という事で、竜宮城で楽しい気分を味あわせておいて後から谷底に突き落とす作戦を練っていたパターンです。玉手箱を開けないにしろ、700年もの月日が経過させる事は充分復讐になるのではないでしょうか。
【おまけ】後日談も存在している
室町時代頃の『御伽草子』ではこの話の後日談も存在しています。
その後、亀に姿を変えた乙姫と再開し、2人(2匹)は末永く幸せに暮らしたそうな。めでたしめでたし。
※諸説あり
じゃ、若干ハッピーエンドですかね…
でも個人的に乙姫の策略にまんまとハマった感が否めません。
やっぱり乙姫ヤンデレ疑惑。
まとめ
どちらにせよ浦島太郎は恨みを買っていたと私は考察します。
ストーリー的には【浦島太郎=亀を助けた良い人】として描かれていますが、実はこんな裏側があったのかもしれません。イケメンだったら話は変わってくるのかもしれませんが、いずれも真実は闇の中です(笑)
というか、浦島太郎の話って子供たちに何を伝えたかったのでしょうか?
- 知らない人(亀)にはついて行っちゃダメだよ
- 楽しい事はそう長く続かないよ
- 女の嫉妬は怖いよ
って感じかな?
うーん。やっぱりバッドエンドだからどうして子供にとっては厳しめな教訓になってしまいますね。
みなさんはこの物語をどう解釈しますか?
闇ほたる