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古屋兎丸おすすめ漫画ベスト10【全作完結済】サブカルダークな世界に魅了されよう

どーも、一ノ瀬ほたるです。

漫画大好きマンの私。気になった漫画を片っ端から読むので、持っている漫画の傾向は基本オールジャンルなのですがその中でも特に多いのがサブカル系です。

サブカル系と勝手に命名しちゃったけど…兎丸先生の漫画の特徴をあげるとしたら…

  • 主人公がひねくれている
  • ダークな世界観
  • 生々しい人間関係
  • ちょっぴりエログロ

みたいな感じで。もろ私の大好物です(笑)

今回は私の中でサブカル漫画の代表的漫画家さん古屋兎丸先生のおすすめ作品を厳選してピックアップしてみましたのでぜひお楽しみ下さい!

ほたる

全部完結済みだよっ!

古屋兎丸先生ってどんな漫画家さん?

古屋兎丸(ふるや うさまる)先生は日本の男性漫画家。

とにかく繊細な描き込みが特徴です。美大で油絵を専攻していただけあって漫画というよりはアートに近い感覚の画風。

作風は思春期の不安定な心模様を描いたものから、ファンタジーモノ、大人の生々しい人間関係を描いたものと様々ですが、どの作品にも共通してダーク感が漂っています。

古屋兎丸先生のおすすめ漫画ベスト10

1. ライチ☆光クラブ(全1巻)


少年達の純粋で残酷な

工場の煙に覆われた町の片隅にある『光クラブ』という名の秘密基地。そこでは中二病全開のゼラを筆頭に9人の少年達がある目的を果たすため機械を作っていた。

やがて機械は完成し、次第に人間の心を持つように…。そしてある日、1人の美しき少女カノンをさらってくる所から少年達の絆が崩壊していくアングラ感が漂うストーリーです。

とにかく中二病全開でエログロです(笑)けれど、心のどこかで清々しさを感じる事ができる疾走感溢れる作品。そう、例えるならスプラッター映画を見ているかような気持ち良さ。

ほたる

残酷な描写も多いし基本的に登場人物全員がイカレてるんだけど、気が付けば機械と少女のピュアな恋にキュンキュンしてるはず!

2. π-パイ-(全9巻)

キミはおっぱいの方程式を知っているか?

はい。ちょっとエッチなおバカギャグ漫画です。

タイトルのπはおっぱいの事。主人公は美しいπの研究をするあまり、おっぱいの黄金比率を探す日々を送っています。(自分で書いててワロタ)

一見クールでイケメンな主人公ですが、元々はデブのキモオタゆえ、言動すべてが気持ち悪くて面白いっ!ヒロインに対して必死でクールを装う姿が痛々し…健気です。

ほたる

途中からやけにバイクネタがぶち込まれて話が脱線しますが、おバカ漫画なのでOKって事で(笑)

3. 人間失格(全3巻)

僕は人間が怖いのです…

太宰治さんの原作を現代風にリメイクした作品。

容姿端麗・成績優秀、そして裕福な家庭に生まれ育ったにも関わらず『道化』演じる事に疲れ切った主人公。

いつも「自分はバカな周りのヤツらとは違うんだ。」と自分自身を正当化し、優越感に浸っていないと自分を保つ事が出来ません。

美術予備校に逃げ場を求め、悪友の誘いから酒や女に手を出すようになり、最終的には実家から勘当され徐々に徐々に彼の人生が狂い始めます。

イケメンで母性本能をくすぐってしまうのか、主人公はお節介な女性を次々に引き寄せてしまいます。そして女性達を次々に喰い潰します。まじでクズ。けれど展開が気になりすぎてあっという間に3巻読み切ってしまいました。

とにかく胸糞なシーンが多めですが、自分とクズな主人公を重ね合わせると共感する部分も多くて勉強になります(笑)

途中で佳乃という良心の塊の様な優しい女性と過ごし、主人公は平穏な日常を取り戻すのかな?と思いきや、佳乃が第三者によって酷い目に合わされ、つかの間の幸せは崩壊してしまいます。
ここが個人的に一番の胸糞トラウマシーン。

闇ほたる

とにかく主人公のクズっぷりが酷い。

4. Marieの奏でる音楽(全1巻)

美しくも残酷な純愛ファンタジー

空に浮かぶ大きな女神マリィに見守られたピリトの地。そこに暮らす人々は穏やかで争う事も無く、物々交換で成り立つ優しい世界。

主人公の女の子ピピはおてんばな女の子。Marieから選ばれし存在の少年カイに淡い恋心を抱いています。

「心温まる恋愛ファンタジーかな?」と思いきや、さすが兎丸先生。淡い幻想を笑顔でぶった斬ってくれました(笑)

後半からのどんでん返しに驚き、あっという間に読み終えたと思ったらまた1ページから読み返している自分がいます。

いわゆるセカイ系と呼ばれる作品なのかもしれない。人間が知恵を得て、神の領域に達する事ははたして罪なのか?考えさせられる内容になっています。

ほたる

Marieとは一体何なのか?ピピの恋はどうなってしまうのか?ぜひ皆さんの目で見届けて下さい。

※元々は上下巻だったのですが、現在1冊にまとめられた復刻板が発売されています。(リンク先は復刻板です)

5. 幻覚ピカソ(全3巻)

人助けしないと体が腐って死ぬ!根暗に人助けが出来るのか!?

兎丸先生にとって初めての少年漫画作品です。

絵を描くことが大好きな主人公ヒカリ(あだ名はピカソ)はクラスメイトの千晶と河原でおしゃべりするのが日課。

しかし、ある日突然二人は事故に巻き込まれてしまう。亡くなったはずの千晶が小さな天使の姿で彼にこう告げる「人助けをしなければ体腐って死ぬ」と。

既にピカソの腕は腐敗が始まっていた!

この作品の面白い所は主人公がめちゃくちゃひねくれてる根暗男子だという設定。

極力人と関わらないように生きてきた彼にとって人助けはめちゃくちゃハードルが高く、悪戦苦闘します。

しかし、絵を描くことが大好きなピカソは人の心の闇をスケッチして絵の中にダイブし、クラスメイトの複雑な深層心理を知る能力を手に入れます。この辺が少年漫画っぽいですね。

ファンタジー感がある設定だけど、結局は自分自身で行動して問題を解決しなければならないので勘違いされたり、変態扱いされたりとにかく大変だけどパートナーの千晶に応援されながら成長する姿は必見です。

ほたる

日常世界とスケッチブックの中の世界を見事に描き分ける兎丸先生の画力が凄すぎる!
そして千晶がとにかく可愛い。

6. 少年少女漂流記(全1巻)

思春期の葛藤を全部詰め込んだ甘酸っぱい短編集

独特な世界観を持つ小説家乙一先生とのコラボ作品です。(文庫サイズの漫画です)

さすがこの二人のコラボ作品…中二病全開です!誰しもが経験した10代特有の「あるある~」がたくさん詰まった短編集です。

8人の高校生それぞれを主人公にした8編とラストが繋がる1編で構成されています。この主人公達が共通しているのは『自分の世界を持ってるけど、他人とのギャップに苦しんでいる』というところ。

思い返すとイタい思春期の行動、久しぶりに思い出してみませんか?

ほたる

個人的に一番好きな話は『魔女っ子サキちゃん』胸が熱く切なくなるお話です。

7. 彼女を守る51の方法(全5巻)

✕✕年2月23日。東京を直下型地震が襲った

この漫画のポイントは主人公がいたって普通の男子大学生だという所。なので震災が起きた時の心理描写や行動がかなりリアルに描かれています。

タイトルだけ見るとわりとポップな印象ですが、内容はしっかりと現実的で精神的にキツい描写もあります。(サバイバル漫画でよく見られる女性に対しての扱いが酷い)

マメ知識が役立つ情報があちこちに散りばめられているので、見ているだけで参考になります。震災を経験している人もしていない人もぜひ一度読んでほしい漫画です。

ほたる

兎丸先生自身が舞台になる場所を実際に歩き回って、その場その場で執筆したそうです。

8. 帝一の國(全14巻)

生徒会長になるためなら…そのためならなんでもする…どんな汚いことでもっ…!!

表紙とタイトルの雰囲気から少しお堅い漫画のイメージを持っていたけれど、いい意味で裏切られた漫画。

舞台は昭和。主人公の帝一は将来総理大臣になる確固たる野望を持っている。

その為には全国屈指の頭脳を持つ者だけが入学を許される超名門海帝高校で生徒会長になる事が野望への絶対条件。

しかし、超名門校。ケタ違いの頭脳を持つ者達が生徒会長の座を狙っている。そこで帝一はどんな手を使っても生徒会長になる事を決心するのであった。

この【どんな手を使っても】が面白さのポイント。

野心家でプライドが高い帝一が、頭だけじゃなく身体も張って頑張る姿がとにかくシュールで笑えます。周りのライバル達もかなり個性が強くてとにかく最高。

ほたる

この中で一番少年漫画してます(笑)とにかく読んで欲しいの一言。

9. インノサン少年十字軍(全3巻)

血塗られた道の先に見えるのは光かそれとも闇か…..無垢で残酷な歴史物語

13世紀のヨーロッパで実際に存在した少年十字軍運動を題材にした歴史漫画。

田舎町で暮らす少年達がひょんな事をキッカケに聖地エルサレムを目指す旅を始める。しかし、少年達には過酷すぎる運命試練が待っていた…。

純粋無垢に聖地を目指す少年達とは裏腹に、ドロドロとた時代背景、宗教の違い、大人達のどす黒い思惑の仕打ちが半端ないです。悲しい展開は分かってるんだけど、個人的にこういう話すごく好きなんですよね。

とにかく救いようがない展開に心が折れそうになる漫画なので覚悟が必要です。

信頼してきた大人に裏切られ、優しい大人は殺され、少年達はほぼ全員悲惨な死を遂げ…最終的に少年十字軍は壊滅してしまいます。信じる者も信じない者も救われない。

ほたる

無垢と無知の差ってなんだろうね…
注意
上・中・下巻の全3巻なのでご注意を!本屋さんだと上下巻しか置いていないパターンがすごく多いです。(ワイ、間違えて読んじゃった…)

10. 女子高生に殺されたい(全2巻)

女子高生から殺されるために高校教師になった一人の男の物語

タイトルからしてヤバいですね。

自分が殺される事に性的興奮を覚えるオートアサシノフィリアという症状を題材にした漫画です。本人に自殺願望は無く、あくまで第三者の手によって殺される事に意味があります。

主人公はその願望を叶えるために高校教師になります。

タイトルからして、キワドイ内容かなと思いきや、主人公はもちろん、女子高生達の心理描写が繊細に描かれているのがこの漫画の魅力。

ほたる

ワイは女子高生になら何されてもいいンゴ…

最後に

私は古屋兎丸先生ってダークで中二で痛々しい、なのに美しくて繊細な漫画を描く天才だと思っています。

正直、絵のタッチが独特だし、エログロも多いし、BL表現も多いので好き嫌いがハッキリ分かれるかもしれません。

けれど、一度読んだらどハマリする独特な世界観がそこにはあります。

気になった作品があったらぜひ一度読んでみて下さいね。いつの間にか兎丸ワールドに引き込まれているはずですよ☆